ある精神科医が書かれた本の中に、
『腸内細菌も睡眠と覚醒のパターンを持っている、その周期は睡眠や覚醒を促す様々の遺伝子に働きかけ、
人間の体内時計にも影響を及ぼしている。腸内細菌の時計は人間の体内時計と同期している』
という文章があります。
いわゆる脳腸相関ですね。
腸内細菌は免疫系やホルモン系や迷走神経に作用して脳と連絡し合っています。
そうやって睡眠パターンの決定にも影響を及ぼしているという事です。
例えば、
夜更かしが続いたり海外に行って時差ぼけして体内時計が狂ってしまうと、
腸内細菌の活発度に変化が出て体内時計のにズレが生じ、体内の代謝にも影響が出てしまうという事です。
確かに、寝不足が続くと便秘になりやすくなります。
腸内環境を整える事が不眠を解消するのに大切であることと言えます。
睡眠を促す食べ物をとることで、質の良い睡眠パターンを保ちたいですね。
先述の本に書かれていた【睡眠の質を上げる食べ物】が紹介されていて、
その中にカモミールが取り上げられていました。
カモミールはハーブティーでご存知の方が多いと思います。
カモミールの睡眠の促進作用は科学的にも効果が証明されています。
アピゲニンというフラボノイドが含まれていて、アピゲニンは脳内で、バリウムやザナックスなどという精神安定剤と同じ受容体に結合する、ということです。
※カモミールは鎮静剤や凝血薬や鎮痛剤に影響がある恐れがあるので飲用は主治医に相談する事が必要となります。また、キク科植物アレルギーの方は飲用不可となっております。
当サロンでも薬膳茶の素材としてカモミールを扱っております。
なかなか寝付けない方は一度ご相談ください。
ボディケアを受けていただいた方限定になりますがご相談に対応しております。
お気軽にお声がけください。
※参考文献: ウーマ・ナイド氏著『脳の不調を治す食べ方』
(出版元 株式会社KADOKAWA)
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