昼食を食べた後、眠気が襲ってきて、勉強や仕事に集中できなくなる、ということありませんか。
これは自律神経のバランスが変わる事で起こります。
どうしてこうなるのか、お医者さんの説明によると、
食べているときは体が活発になり交感神経が活発に働き、いわば、アクセル全開の状態。
ところが、食後は血流が消化器官に集中して脳への血流が少なくなり、あくびが出るような状態になります。胃腸が活発に働くことで副交感神経が急激に優位になり、ブレーキをいきなり踏んだような状態になります。
副交感神経は体を休めるモードにするので眠たくなるということです。
でも、仕事中、居眠りするわけにはいきませんので、眠気を防ぐ対策として、
①食べる前にコップ1〜2杯の水を飲む
②ゆっくり噛んで、腹8分目以下の量で食べる
食前に水を飲むことで、あらかじめ腸の働きを促しておいて急激な副交感神経優位の状態を防ぎ、よく噛んで徐々に副交感神経を優位にしていくとともに、量を抑えることで脳への血流不足を防ぐことになります。さらに付け加えると、炭水化物は体を疲れさせるので、少なめが良いでしょう。
昼食の後、眠気が襲うことが多い方は、試してみてください。
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